人間の復興か、資本の論理か 3・11後の日本

『マルクスのかじり方』『若者よ、マルクスを読もう』でおなじみの石川康宏が解明する3・11後の政治、経済。 

人間の復興か、資本の論理か 3・11後の日本

  • 石川康宏(神戸女学院大学教授) 著(著)
  • 1,680円(税込)
  • 発行年月日:2011年8月1日
  • ISBN:978-4-88037-577-9
  • C-CODE:C0031
  • ページ数:152ページ
  • 本のサイズ:A5


書籍の内容

  1.  10年後、20年後の近い未来に、2011年3月11日は、歴史のどういう瞬間としてとらえ返されるのでしょう。
  2.  たいへんな犠牲を生んだ地震、津波と原発災害の後、日本社会の全体が『人間の復興』と安全・安心の社会づくりに向けて大きな努力を開始した年としてなのか、あるいはたいへんな犠牲にもかかわらず、復興にも原発にも、その後の国づくりにも、さらに強く野放図な『資本の論理』が吹き荒れることになった最初の年としてなのか。
  3.  2011年に生きる私たちは、その重大な分岐点に生きていると思います。
  4.  兵庫県では『復興はたたかいだ』という言葉が、いまも強い実感をもって語られています。『たたかい』の相手は『資本の論理』です。それは行政の中にも深く浸透してくるものです。この本では『人間の復興』とその『資本の論理』の衝突に焦点をあてました。 『人間の復興』を勝ち取るためには、多くの市民が『資本の論理』を押し返し、制御する力をもたねばならないことを、しっかり自覚してほしいと願ってのことです。」                              
  5. (「はじめに」より)

    目次

    1. 第1章 震災復興は「資本の論理」とのたたかいである
    2. 第2章 民主党政権がめざしているもの
    3. 第3章 「構造改革」がゆがめたこの国の形
    4. 第4章 「道州制」と住民の自治
    5. 第5章 「新しい日本」をどうつくっていくか
    6. 第6章 政治に強い市民になろう

      著者プロフィール

      石川康宏(神戸女学院大学教授) 著
      1. 1957年北海道札幌市生まれ。京都大学大学院経済学研究科博士課程修了。現在、神戸女学院大学文学部総合文化学科教授。マルクスの経済・社会理論を背景に、経済、政治、ジェンダー、歴史「慰安婦」問題などを論じる。憲法が輝く兵庫県政をつくる会代表幹事。
      2. 単書『マルクスのかじり方』『現代を探求する経済学』『覇権なき世界を求めて』『いまこそ、憲法どおりの日本をつくろう!』、内田樹氏との共著『若者よ、マルクスを読もう』、ゼミ編著『女子大生と学ぼう「慰安婦」問題』『輝いてはたらきたいアナタへ』、憲法県政の会編著『憲法どおりの兵庫をつくろう』他がある。

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