本当の30人学級は実現したのか?―広がる格差と増え続ける臨時教職員

「少人数学級制」の問題点とこれからの展望をさぐる。

本当の30人学級は実現したのか?
広がる格差と増え続ける臨時教職員

  • ゆとりある教育を求め全国の教育条件を調べる会・山﨑洋介(編)
  • 1,800円(税込)
  • 発行年月日:2010年3月1日
  • ISBN:978-4-88037-543-4
  • C-CODE:C0037
  • ページ数:172ページ
  • 本のサイズ:A5ソフトカバー


書籍の内容

全国に広がる地方裁量での「少人数学級制」の実施で、教職員配置に格差が生じたり、臨時教職員が急増しています。学校と地方に起こっている実態を分析し、そのカラクリを解明しながら、「本当の30人学級」を実現するためには何が必要なのか提言します。朝日新聞2010年3月21日付でも大きく誌面を割いて紹介されました(http://www.asahi.com/edu/tokuho/TKY201003230179.html)。

目次

     
  1. 序章 地方裁量「少人数学級制」で、学校に何が起きているか?  
  2. 第1章 地方裁量「少人数学級制」は、どのように行われているか?  
  3. 第2章 どうやって決める教職員数―教職員配置のしくみ  
  4. 第3章 義務教育を支える財政のしくみはどうなっているか―国と地方の役割  
  5. 第4章 「少人数学級制」で41人学級が生まれるのはなぜか?―学級編制のしくみ  
  6. 第5章 「少人数学級制」で学級が増えても教員が増えないのはなぜか?―「乗ずる数」とは  
  7. 第6章 教職員配置に格差が生じるのはなぜか?=「国庫加配定数」とは  
  8. 第7章 臨時教職員が増えるのはなぜか?  
  9. 第8章 地方裁量「少人数学級制」をどう評価するか=「弾力化」のねらいは  
  10. 第9章 本当の30人学級実現のためには

著者プロフィール

山﨑洋介
奈良市立朱雀小学校教諭。ゆとりある教育を求め全国の教育条件を調べる会会員。日本教育法学会会員。なら子育て・教育ネットワーク代表
ゆとりある教育を求め全国の教育条件を調べる会
  1. ゆとりある教育を求め全国の教育条件を調べる会(調べる会)は、教職員を中心に教育条件改善の運動に取り組んできた方たちを中心に2005年12月に発足しました。
  2. 各都道府県から文部科学省に提出された教職員定数や学校・学級数などの報告書類を、情報公開請求などを通じて入手し、そのデータを各地方の実態や課題に応じて調査分析することを中心に活動しています。
  3. 数字を調べ、他の県と比べて、なぜこんな数字が?と考えること…全国で調べる会の活動が広がっていくなら、力強い教育条件整備の運動が育まれていくのではないでしょうか。ぜひ、あなたも調べる会へご参加ください。

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