月刊『住民と自治』 2020年2月号
特集:公立・公的病院の再編統合と地域医療

公立・公的病院のうち、「再編統合の議論が必要」として名指しされた424病院について、各地で「病院がなくなるのではないか?」という地域住民の不安の声が報道されています。地域で生きるには医療は欠かせません。地域医療はいま重要な局面に立っています。今回の特集企画が、公立・公的病院と地域医療の現状について学び、どのように地域医療をつくっていくべきかを考える契機となれば幸いです。

書籍名 月刊『住民と自治』 2020年2月号
特集 特集:公立・公的病院の再編統合と地域医療
価格 ¥591(税込)
発行年月日 2020年1月15日
ISBN-10 4880378585
ISBN-13 9784880378589

目次

●特集● 公立・公的病院の再編統合と地域医療

  • 公立・公的病院の再編統合と地域医療 長友薫輝
  • 「診療実績データの分析」の概要と問題点 塩見 正
  • 地域医療体制と人減らしにつながるカラクリ 長尾 実
  • 地域医療を守れ─北海道の深刻な地域医療の現実と運動 沢野 天
  • 国立徳島病院存続運動の成果と課題 ─住民運動を元気に輝かせる行動力と「戦略と戦術」─ 井上 純
  • 「公表リスト」に掲示された公立・公的病院との懇談、自治体アンケートのとりくみ(三重) 新家忠文
  • 宮城県の「水道事業民営化」と住民の課題 中嶋 信
  • 水道再公営化をみる欧州の旅─パリ・ロンドン─ パリ編 尾林芳匡
  • 書評 中島正博著『「競争の時代」の国・地方財政関係論 一般財源は自治体の自由になるのか』 桒田但馬

●連載●

  • おんなのRun79 地域の中での難民支援 櫻井美香
  • @NEWS 横浜市が国保の短期証をとりやめ 佐藤長世
  • 子どもの未来図 第11回 子どもの未来を描くための手がかり② 福島の子ども─そのコミュニティを支援する国であるために─ 浅井春夫
  • Jつうしん
  • 史跡さんぽ56 戸崎曾太郎
  • おいでよ47 群馬県高山村 後藤幸三
  • 編集後記