自治体問題研究所全国ネットワーク

和歌山県地域・自治体問題研究所

「若い人の言葉で現状と地域の魅力を語る」龍神シンポジウム

 

6月4日(土)に開催されたシンポジウム「龍神から語る地域社会の今日・明日・未来」は、豪雨の翌日でしたが、57名の方が参加してくれました。

伊藤研治実行委員長、大泉理事長のあいさつの後のシンポジウムでは、鈴木理事をコーディネーターに5名のパネラーが報告。加藤麻希子さんは進学等で龍神を離れ、Uターンした経過、祭りが好きで、子育てしやすい地域への思い。小川直さんは進学就職で龍神を離れ2度と帰らないと思った龍神に帰り、観光施設の運営や地域特産物開発で面白くなってきた現状の報告。正木吉紀さんは、新潟生まれで東京で結婚。和歌山出身の奥さんと相談して龍神へ移住、現在小又川のバンガローを経営し地区の役割も担いながらの生活を報告。赤石克子さんは37年間、龍神村の小中学校で教壇に立ち、子どもたちへの思いと龍神での教育を語る。伊藤研治さんは、(株)龍神を立ち上げ、地域振興への思いと取り組みを語る。龍神村での子育てについてのクロストークと会場から林業の現状の報告。最後に林業家の大江秀樹さんの閉会のあいさつで終了しました。