新版 地域分権時代の町内会・自治会

新版 地域分権時代の町内会・自治会

新版 地域分権時代の町内会・自治会
やはり必要! 町内会の底力

  • 中田 実(著)
  • 1,852円+税
  • 発行年月日:2017/05/20
  • ISBN-10:4880376639
  • ISBN-13:9784880376639
  • C-CODE:0036
  • ページ数:190ページ
  • 本のサイズ:A5

書籍の内容

人口減少と高齢化のなかで町内会・自治会の役割は何か。活動内容の改善・充実とともに、分権時代に住民の声をすくい上げ、行政に反映する町内会の底力が求められている。政府から負担を強いられる地域の担い手として、まわりの組織やNPOとも協働する町内会の可能性を多角的に分析する。

目次

第1章 町内会とはどういう組織か

  • 1 町内会の五つの基本的な性格
  • 2 基本的性格についての補足説明
    世帯を単位とすることの意味/共同生活のルール/公私協働論に立って/地域の「共」をめざす発展途上の組織

    第2章 町内会をどう見るか─立ち位置によって見え方が違う町内会

  • 1 理論・理屈のレベルと実態的な評価とのかい離、混乱
  • 2 地域のなかの個人の位置
  • 3 個人主義の成熟と社会関係
    個人と組織の課題/個人と行政の二項対立の克服

    第3章 町内会における自治の二側面─住民自治の諸相

  • 1 町内会の自治の性格と二つの側面
    全世帯加入制の原則/地方自治の領域として
  • 2 町内会の団体自治
  • 3 町内会の住民自治
  • 4 町内会の代表性と全世帯加入性
    新たな市民像の構築

    第4章 地域での共同の暮らしの組織─機能の包括性の意味

  • 1 NHK「ご近所の底力」にみる地域活動の特徴
    地域の安全性に寄与する町内会/行政とパートナーシップを組める
  • 2 町内会が担う機能の複合性・包括性
  • 3 町内会はどんな問題を取り上げるか
    町内会と有志団体の違い

    第5章 町内会と自治体行政との関係

  • 1 町内会の形成過程と行政との関係
    戦前の地域組織/戦後も消滅しなかった町内会
  • 2 町内会が行政とともに地域生活の共同事務を担う意味
    “行政末端”という性格
  • 3 地域組織と行政との協働

    第6章 地域生活の変化と住民組織の主体性

  • 1 生活の高度化と広域化─専門処理と相互扶助
  • 2 地域生活主体の根拠─地域共同管理の必要性
  • 3 町内会と地域諸組織
    町内会の独自性

    第7章 地域課題の拡大とコミュニティづくり

  • 1 コミュニティづくりの提起
  • 2 コミュニティ政策の内容と結果
  • 3 町内会を排除したコミュニティづくり
    「テーマ型コミュニティ」
  • 4 住民自治の組織は不可欠

    第8章 町内会の下部組織と上部組織

  • 1 小さな組織のメリット─町内会の下部組織を大切に
    「班」レベルの近隣関係こそ地縁組織の基礎
  • 2 地域問題の性質に応じた連携・協力の輪の拡大─「連合会」の役割を見直す
    区画を同じくする地域団体との関係/行政協力委員との共同
  • 3 外部組織との連携─オープンでフランクなつきあい

    第9章 町内会とNPOの協働

  • 1 NPOの出現と法制化
  • 2 町内会とNPOの組織の違い─コミュニティとアソシエ─ション
    併存し支えあう関係
  • 3 町内会とNPOとの協働
    “知縁”と“地縁”の協働の広がり

    第10章 町内会・自治会脱退の自由の意味

  • 1 最高裁判所判決「自治会脱退は自由」の経過と内容
    支えあいをさらに弱体化させてよいのか
  • 2 自治会の性格と共益費
    共益費の使い方/地域組織の公共性をどう保障する
  • 3 地域の共益を支える組織と個人
    個人主義と地域共同の“共存”

    第11章 町内会の運営の刷新

  • 1 町内会運営の基本姿勢
    地域の変容と組織管理〈マネジメント〉の刷新
  • 2 役員人事と任期
    少なくとも二年任期で
  • 3 財政運営について
    広報配布等に対する委託費をどう考える/「生活地自治体」と公共性
  • 4 「地縁による団体」の法人化

    第12章 町内会の活動の刷新

  • 1 行事に追われる町内会─どう見直すか
  • 2 町内会館での活動の連携と分業化
    常設事務局の設置
  • 3 活動目標と事業計画の精選・明確化
    共同の目標に支えられれば、まちが人をつくり人がまちをつくる/さしあたり必要な課題は?

    第13章 行政からの自立と協働

  • 1 町内会の自立への意識改革
  • 2 行政からの自立とはどういうことか
    行政が支援をなくせば自立するのか/行政とどのように担い合うのか
  • 3 地域課題について議論し、課題解決に協働すること
    ともに能動的にかかわってこそ

    第14章 地域内分権と住民代表性─地域自治区を考える

  • 1 地域自治区の制度化
  • 2 地域自治区の特徴
    独自の制度が盛り込める
  • 3 地域自治区の代表性の性格と限界
  • 4 住民自治財政運営の自己責任─より分権的な財政に
    目標を自覚する

    第15章 地縁型住民組織の可能性

  • 1 地縁型組織としての町内会
    すべての住民が対象/共同の力で地域を管理する仕方
  • 2 地域共同管理の組織
    必要な共同性を了解し協力しあえる関係をどうつくる
  • 3 住民が出会う場をつくろう─環境と人こそ資源
    定住意識を活用しその力で地域をつくる

『新版 地域分権時代の町内会・自治会』

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