公務員改革と自治体職員-NPMの源流・イギリスと日本-

    『公務員改革と自治体職員―NPMの源流・イギリスと日本』表紙画像
    書籍名 公務員改革と自治体職員-NPMの源流・イギリスと日本-
    著者名等 島袋 隆志, 小尾 晴美, 戸室 健作, 清山 玲, 鬼丸 朋子, 行方 久生 (著) 黒田 兼一, 小越 洋之助 (編著)
    価格 ¥2,200(税込)
    発行年月日: 2014年3月30日
    ISBN-10 4880376132
    ISBN-13 9784880376134
    C-CODE 0031
    ページ数 242ページ
    本のサイズ A5

書籍の内容

公務員改革(雇用・人事・給与)のあり方を自治体に働く職員・労働者の側から問う

公務を支える公務員の働きがいと労働意欲は、公共サービスの質に直結する。それゆえ、公務員改革(雇用・人事給与)のあり方は、公務労働者のみならず、住民と民間労働者にも影響をもたらす。

日本型NPMのモデルともいわれるイギリズの地方公務員の実態調査・分析を踏まえて、日本における公務員改革のあり方を考える。

目次

序章 3・11大震災と地方公務員
第Ⅰ部 公務員改革とは何か
  1. 第1章 ニュー・パブリック・マネジメントと地方公務員改革
第Ⅱ部 地方公務員の雇用と人事・処遇
  1. 第2章 主要自治体における人事評価制度と能力・実績主義賃金の現状
  2. 第3章 地方自治体における非正規雇用と「官製ワーキングプア」
  3. 第4章 地方公務の職場の変化とワーク・ライフ・バランス
第Ⅲ部 イギリス地方公務員の雇用と人事・処遇―現地調査をふまえて
  1. 第5章 イギリス地方公務員の雇用と人事・給与
  2. 第6章 ワーク・ライフ・バランス問題の現状とジェンダー平等
  3. 第7章 パートタイム公務員と間接雇用の現況
  4. 第8章 イギリスの労使紛争調停・仲裁機関ACASとその社会的役割
補論 地方公務員「制度改革」の基本方向を考える

著者プロフィール

〈編著者〉 黒田兼一(くろだ けんいち) 明治大学経営学部教授、小越洋之助(おごし ようのすけ)國學院大学名誉教授  〈著者〉 島袋隆志(しまぶくろ たかし)明治大学経営学部兼任講師、小尾晴美(おび はるみ)中央大学大学院経済学研究科博士後期課程、戸室健作(とむろ けんさく)  山形大学人文学部准教授、清山玲(せいやま れい)茨城大学人文学部社会科学科教授、鬼丸朋子(おにまる ともこ)國學院大学経済学部教授、行方久生(なめかた ひさお)文教大学経営学部教授