水道料金の大幅な値上げはやむを得ないのか?
全国の自治体で、水道料金の大幅な値上げが相次いでいます。「清浄・豊富・低廉」(水道法第1条)は水道の使命のはずですが、大幅な値上げはやむを得ないのでしょうか!? 水道は、たとえ災害時においても絶やすことが許されない「命の水」です。どこにおいても誰であっても、大幅な値上げにより水道料金が払えず、家庭への給水が止められるという事態があってはなりません。
この研修会では、水道と水道料金決定のしくみをおさえた上で、提案されている大幅な値上げの背景と要因を検証し、何が問題なのか、どうすればよいのかを読み解きます。
議員の方に限らず受講いただけます。
※お申し込みの締め切りは、2025年3月24日(月)です。
2025年3月27日(木) 13:30~16:30
太田 正
作新学院大学名誉教授
そもそも水道とはなにか(水道システム、市町村公営原則、独立採算制と公費負担など運営や会計のしくみ、水道料金の2つの構成要素と決定プロセスなど)、なぜいま全国的に値上げラッシュが起きているのか、押し寄せる水道料金値上げを考える際の背景と要因および論点はどこにあるか、水道経営は独立採算制なので赤字なら値上げはやむを得ないのか、水道の会計を分析する勘所はどこにあるかなど、水道料金を考えるポイントを紹介します。
林 敏夫
埼玉自治体問題研究所
埼玉県では用水供給事業が21%値上げされます。それ自体に様々な検証課題がありますが、市町村では新水道ビジョン、経営戦略もからみ、値上げに余儀なしかの動きです。では、各水道事業・会計の何を検証しておくべきでしょうか。
〈参考テキスト〉
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