月刊『住民と自治』 2022年10月号
特集:ごみ処理に民主主義を

住民と自治 2022年 10月号 (特集:ごみ処理に民主主義を) [雑誌]

環境省の「一般廃棄物の排出及び処理状況等(2020年度版)」によると、1人1日当たりのごみの排出量は2016年度から2020年までの5年で925グラムから901グラムへと微減の傾向にあります。しかし、その行く先については、市民の目に留まりにくい現状にあります。901グラムをごみ袋で排出して終わりではなく、その収集・運搬、中間処理、最終処分にはさまざまな工程があり、工程一つ一つに目を向けなければ、出したごみを受け入れる住民への責任を果せません。

書籍名 月刊『住民と自治』 2022年10月号
特集 特集:ごみ処理に民主主義を
価格 ¥591(税込)
発行年月日 2022年9月15日
ISBN-10 4880378909
ISBN-13 9784880378909

目次

●連続企画● 「新型コロナ」から日本の社会を考える 第28回 「子ども食堂」がもたらすつながり 栗林知絵子

●特集● ごみ処理に民主主義を

  • 清掃事業を市民が見えるように 捨てたごみの行方とその影響 藤井誠一郎
  • 東京・檜原村の廃棄物焼却施設建設計画について 松村哲朗
  • ごみ処理場の立地問題と「公正」の諸相 中澤高師
  • 一部事務組合に住民の意思を反映させることができるか 木村芳裕
  • 処分場予定地からラムサール条約登録地へ ─藤前干潟の保全活動─ 亀井浩次
  • 第64回 自治体学校in松本+Zoomを終えて

●連載●

  • 人つながる⑲ コロナ禍の外国人技能実習生支援活動 鳥本敏明
  • くらしと自治と憲法と 第17回 高まる戦場化の危機の中で求められる「憲法力」の発揮 前泊博盛
  • 検証 津久井やまゆり園事件を人権の視点から考える 第11回 連載中間まとめ ─なお、論ずべきこと 井上英夫
  • シリーズ 地域発信 小さい林業で森を編集 第4回 地域の木を地域で使う 滝川景伍
  • おきなわ定点観測 第7回 与那国島での偶然の出会い ─離島医療を支える医師たち 関 耕平
  • 公民館における出会いと学び 第4回 持続可能な地域づくり 田中純子
  • @NEWS 入管法「改正」案とタンザニア人ゲイ・カップルの難民申請 斉藤善久
  • BOOK REVIEW
  • ローカル・ネットワーク
  • Jつうしん
  • 自治の風─静岡から 第6回 地域医療を守る─住民運動と共同して 中村恵美子
  • 編集後記