月刊『住民と自治』 2026年4月号
地域から育む多文化共生/地域医療を切り捨てるな

住民と自治 2026年4月号

特集Ⅰでは、日本人と外国にルーツをもつ人びとが共に暮らす多文化共生社会の現在地を見つめます。尊重し支え合う関係を育んできた地域がある一方、排外主義的な傾向が強まる地域もあるなかで、自治の視点から「共に生きる」社会のかたちを考えます。特集Ⅱでは、医療機関の再編や統廃合、人手不足が進むなかで岐路に立つ地域医療の現状を追います。新潟で結成された「地域医療を守る新潟県実行委員会」の取り組みや四万十市立市民病院の現場の声を通して、医療を受ける権利の危機を明らかにします。

書籍名 月刊『住民と自治』 2026年4月号
特集 地域から育む多文化共生/地域医療を切り捨てるな
価格 ¥800(税込)
発行年月日 2026年3月15日
ISBN-10 4868265059
ISBN-13 9784868265054

目次

直言 公有財産の民間譲渡はこれでいいのか
─新潟・津南町「ニューグリーンピア津南」をめぐって 桑原加代子

特集Ⅰ 地域から育む多文化共生

  • 多文化共生社会の現在地とゆくえ 芝田英昭
  • 多文化共生と排外主義をめぐる社会運動と自治 語り・富永京子
  • すべての子どもの未来を守る
    ─外国にルーツをもつ子どもたちを支援する現場から 山田拓路
  • 大阪・生野区 大阪コリアタウンにおける多文化共生の実践と課題 郭 辰雄
  • 神奈川・川崎市 共生を踏みにじる排外主義に抗して
    ─直面する民主主義の課題と希望 後藤まさみ

特集Ⅱ 地域医療を切り捨てるな

  • 国民の医療を受ける権利を奪わないで
    ─医療機関・医療従事者の危機的現状と課題 渡辺勇仁
  • 新潟県の地域医療の現状と「地域医療を守る新潟県実行委員会」の取り組み 坂下 弘
  • 高知・四万十市 地域医療を切り捨てた先に何が起きているのか
    ─四万十市民病院で働く立場から 岡上則子
  • FOCUS 政府主導CCS事業でCO₂は減るのか
    ─首都圏CCSと房総半島横断パイプラインの危険性 篠崎典之
  • ZOOMIN 春日部学童裁判「市が請求を怠ったのは違法」
    ─高裁判決は行政・議会・監査に何を求めたか 林 敏夫

連載

  • 加速する日本列島軍事要塞化ー対抗する地方自治の現場から
    第4回 広島・呉市 「複合防衛拠点」をめざす呉はいま 岡西清隆
  • 汚された水─PFASを追う
    第21回 ダイキン公害調停の提起:803名の住民による決断 長瀬文雄
  • 自治体で働く青年の想い
    第12回 「先駆けの街・世田谷」の一員としての誓い 佐々木隆行
  • 書評 岡田知弘・角田英昭 著
    地方制度改革はどこに向かうのか』 石井山竜平
  • Jつうしん 多摩住民自治研究所 韓国地方自治視察・交流ツアー 齋藤淑人
  • 自治の風─新潟から
    第3回 柏崎刈羽原発再稼働への知事同意撤回と再稼働中止求め
    学者・研究者有志が声明発表 粟生田忠雄