月刊『住民と自治』 2025年3月号
特集 自治をないがしろにする原発推進

住民と自治2025年3月号

現在、第7次エネルギー基本計画の策定が進められていますが、政府の原発推進姿勢は鮮明になっています。原発再稼働や核ゴミの中間貯蔵施設への搬入が進められることによって、地域住民の不安が高まっています。今号ではこのような情勢を受け、原発をめぐる問題を特集し、国策優先でないがしろにされる地域の暮らしや自治の問題を考えます。

書籍名 月刊『住民と自治』 2025年3月号
特集 特集 自治をないがしろにする原発推進
価格 ¥800(税込)
発行年月日 2025年2月15日
ISBN-10 4880377813
ISBN-13 9784880377810

目次

◆直言 拝金、分断の新自由主義の流れに腰を据えて向き合おう 林 敏夫

●特集● 自治をないがしろにする原発推進

  • 第7次エネルギー基本計画と再エネ100%化に向けた課題 大島堅一
  • 原発建設に対する政府の手厚い支援─新たに検討されるRABモデルとは 松久保 肇
  • 能登半島地震を受けて、避難計画の抜本的見直しを 大河陽子
  • 原発政策は無責任政治の象徴 宮嶋 謙
  • 「原発・核ゴミマネー」に依存しない地域づくりを目指して~北海道から 小田 清
  • 女川原発2号機の再稼働中止を 天下みゆき
  • 中間貯蔵施設への使用済核燃料搬入、最終貯蔵施設化は許されない 栗橋伸夫
  • 柏崎刈羽原発再稼働の是非を県民投票で決める 吉田裕史
  • FOCUS 2025年度政府予算案と地方財政対策のポイント・論点 平岡和久
  • FOCUS 指定地域共同活動団体制度の運用と課題、今後の取り組み 角田英昭
  • ZOOM IN 名古屋市地域子育て支援センター会計年度任用職員の「一斉大量解雇」を撤回させるまで 佐賀達也

●連載●

  • 〈新連載〉自治体で働く青年の想い 第1回 「当たり前」を支える仕事 用松寛秋
  • 汚された水ーPFASを追う  第11回 静岡市・化学工場で使用されたPFAS(下)─ 対策を求めて会を立ち上げる 鈴木孝雄
  • よなぐに悲喜交交 第5回 腹が減っては… 植埜貴子
  • 書評 関根佳恵・関 耕平編著『アグロエコロジーへの転換と自治体』 真嶋良孝
  • ローカル・ネットワーク
  • Jつうしん いしかわ自治体問題研究所 能登半島地震ブックレット第2弾を発刊しました 武田公子
  • 自治の風ー北海道から 第3回 子どもの医療費無料化を求める北海道ネットワーク 河野和枝
  • 編集後記